ふぁんたろうの徒然草

イングランドプレミアリーグ、チェルシー中心に色々語るマンです。選手紹介から寸評までなんでもござれ。

カラバオ杯3回戦 リバプールvsチェルシーの採点と寸評

こんにちは。もう9月も終わりですがなんだか雨続きで寒いですね。

しかしこの9月終わり、我らがチェルシーには熱い試合が待ってますね。今日はその初戦となったカラバオ杯3回戦を振り返ります。

 

それでは!!

 

カラバオ杯 3回戦 リバプールvsチェルシー(1-2)

得点者

58分 スタリッジ

79分          エメルソン

85分          アザール

 

試合内容

リバプールのホーム、アンフィールドで行われたカラバオ杯3回戦。前日に強豪マンチェスターユナイテッドが2部のダービーにPK戦の末敗れるなど早くも波乱が起きた今大会。その中でも3回戦からビッグ6、しかも今季ここまで無敗チーム同士の激突ということで最も注目を集めた。

両チームともリーグ戦からメンバーを大幅に入れ替え。両チームのスタメンは以下の通り。

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(56分:ウィリアン→アザール、64分:コバチッチ→カンテ、73分:クリステンセン→ダビド・ルイス

 

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(60分:ミルナーヘンダーソン、71分:ミルナー→フィルミーノ、87分:ファビーニョ→サラー)

 

チェルシーは直近のリーグ戦からジルー、アザール、カンテ、ジョルジーニョ、リュディガー、ダビド・ルイス、マルコス・アロンソ、ケパ・アリサバラガの9人を変更。リバプールもフィルミーノ、サラー、ヘンダーソン、ワイナルドゥム、アレクサンダー・アーノルド、ファンダイク、ロバートソン、アリソンの8人がターンオーバーとなった。

この3日後にもリーグ戦で顔を合わせる両チーム。プレミアを優先したのは間違いないスタメンだが、積極的な若手起用はなく、むしろ堅実に実力と経験のある控えを出してきたという印象。ここまで公式戦無敗であるため、いい流れを継続したいという両指揮官の考えが見受けられた。

 

試合の序盤はチェルシーがペースを握る。しかしセスク、ウィリアンのパスからモラタが立て続けに迎えた決定機はミニョレが立ちふさがりゴールには至らない。対するリバプールも徐々に盛り返し、ナビ・ケイタのミドルやマネのヘディングシュートが枠を捉えるが今度はカバジェロの好セーブの前に得点ならず。

スピードのある攻撃陣に対し、お互い守備陣に隙があり、展開の早い試合になる。しかし両チームともゴールは奪えず、前半はスコアレスで終える。

 

後半開始早々、チェルシーのミスから立て続けにリバプールがビッグチャンス。クリステンセンの安易なバックパスをカットしたスタリッジカバジェロと1対1に。何とか触れたカバジェロだったがすぐに回収したスタリッジが再びシュート。後は無人のゴールに流し込むだけだったが逆足の右で放ったシュートは枠を外れた。

直後にもリバプール。バークリーのヘディングでのバックパスが流れると拾ったマネが至近距離でシュート。完全に抜け出していたがここもカバジェロに当ててしまいゴールならず。

しかしようやくリバプールが相手のミスをモノにする。チェルシー守備陣の安易なパスをカットしたケイタのシュートはカバジェロがセーブ。しかしこぼれ球をスタリッジがバイシクルで押し込み、ホームチームが先手を取る。

先制を許しその後も劣勢のチェルシーだったがワンチャンスをものにする。キレのあるプレーを見せていたモーゼスの仕掛けから右サイドでFKを得ると、キッカーは途中出場のアザール。ゴール前に送ったボールにバークリーがヘッドで合わせる。ミニョレが何とか触ったがこぼれたボールに詰めたのはエメルソン・パルミエリ。「ぱるる」の移籍後初ゴールは貴重な同点弾。試合を振り出しに戻す。

勝ち越しを目指すリバプールスタリッジにチャンス。しかし得意の左足で放ったミドルは惜しくもクロスバーに嫌われた。

すると直後にチェルシーの10番が圧巻の個人技を見せつける。右サイドでケイタを振り切ると、対面するモレノをあっさりと抜き右足一閃。強烈なシュートを突き刺し逆転に成功する。

リバプールは直後にサラーを投入したが時すでに遅し。5分のATも守り切ったチェルシーカラバオ杯4回戦に進んだ。一方敗れたリバプールはこれが今季公式戦初黒星。アンフィールドでの無敗記録もストップすることとなった。

 

採点&寸評

リバプール

GK

・6.0 シモン・ミニョレ

2失点は喫したが彼に責任はない。前半モラタのシュートを確実に止め、チェルシーに流れを渡さなかった。いわゆる「やらかす系」の選手であることも心配されたが、冒険することなく堅実なプレーを披露。ただ同胞アザールは容赦がなかった。

 

DF

・6.0 ナサニエル・クライン

序盤からウィリアンに手を焼いたが決定的な仕事はさせず。アザールが投入されても臆せず対応した。ただ攻撃に関してはやや不満が残り、カットインを仕掛けていく前方のシャキリに対し的確なサポートはできず。クロスも精度を欠いた。守備は奮闘もさすがに逆サイドの惨状には関与できず。

・5.5 デヤン・ロブレン

最近はすっかり出番を失ってしまった自称「世界最強DF」。珍しく良くも悪くも目立たず、試合終了。決定力不足に助けられたが、モラタのマークに付ききれず何度も決定機を与えてしまったのは減点対象。(モレノがあまりにも軽く抜かれたとはいえ)逆転弾のシーンもアザールに寄せられず。

・5.5 ジョエル・マティプ

前半からイエローをもらうなど試合に乗り切れないシーンが散見。ややボールウォッチャーになる傾向があり、スピードあるチェルシー攻撃陣に苦しみ、裏抜けを許す場面も。同点弾のセットプレーのシーンではバークリーに前を取られ競り負ける痛恨のミス。やはりファンダイクしかいないのか。

・3.5 アルベルト・モレノ

文句なしのワーストプレーヤー。前半からモーゼスに翻弄され何度も自身のサイドで起点を作られてしまう。得意の攻撃参加もまるでなし。逆転弾のシーンではアザールに手も足も出ず2度目のナツメグを浴び、エリア内への進行を無条件で許可。ザルと言ってはザルに失礼な守備力だった。

 

MF

・5.0 ファビーニョ (87分OUT)

「そういえばファビーニョって何してんの?」と言われるほどベンチ外が続いていたがその理由も納得の出来。クロップ・スタイルへの適応はまだまだであっさりとバイタルを開けるシーンが何度か見られた。56分のイエローカードが象徴するように、不要なファールが多かったのも減点対象。まさかバカヨコなのでは・・・。

 ・5.5 ジェームズ・ミルナー (60分OUT)

可もなく不可もなくなプレーに終始。前節フル出場に加え今週末も見据えてか後半早々に途中交代。対面したコバチッチの推進力を止められず、彼だけの責任ではないが、アンカーのセスクに自由にパスを捌かれてしまったのは要改善。途中から左SBに回るべきだった。

・6.0 ナビ・ケイタ

ボックストゥボックスのMFらしく様々なところに顔を出し、攻撃時には高精度ミドルでチェルシーを脅かし、自身のシュートのこぼれ球から先制点につながった点は高評価。ただモーゼスに与えた不用意なファールが結果的に同点弾を与えてしまったため採点ではプラスマイナス0に。途中あまりにも下手なダイブでお咎めなしだったのは幸運。

・5.0 ジョーダン・ヘンダーソン (60分IN)

ミルナーに代わり投入されるも、アザールに手を焼く。あわやの位置でファールを与えるなど守備面では危うさが目立ち、攻撃面ではパスが味方に合わないなど決定的な仕事はできず。最後まで試合に入れずに終わってしまった印象。なんかイライラしていたが何に怒っていたのかわからない。

 

FW

・6.0 サディオ・マネ (71分OUT)

リバプールが誇る強力3TOPの中で唯一スタメン。抜群のスピードで対面したアスピリクエタやケーヒルを苦しめるが、最後のところで決めきれず。特に後半迎えた1対1をGKに当ててしまったのは彼の実力からすればあまりにも悔やまれるミスだ。次節を鑑み途中交代。てかケイタと似すぎ。

・6.0 ジェルダン・シャキリ

好調だったリーグ戦の勢いそのままに果敢な仕掛けでエメルソン相手に主導権を握る。随所で得意の左足から好クロスやシュートを放ったが得点には結びつかず。後半は鋭い抜け出しでエリア内まで侵入するが、持ち替えたところを狙われてシュートにまで至れなかった。ただボールを持った時の雰囲気はすごい。

・6.5 ダニエル・スタリッジ

古巣相手に前半こそ沈黙したが後半はいい守備からいい攻撃へとつないだ。その最たるシーンがカバジェロとの1対1だがトーレスを彷彿とさせるまさかのミス。その後華麗なバイシクルで取り返したが、追い付かれた後放ったミドルはバーに嫌われるなど、得点機を確実に仕留めきれず。その代償は重かった。未だにチェルサポとの声も。

・5.5 ロベルト・フィルミーノ(71分IN)

後半途中からの出場だったがボールを受ける回数も少なく、物足りない出来。スタリッジとの共存の難しさを感じさせた。同点弾のシーンではボールへの反応が一歩遅れ先にエメルソンにプッシュされてしまう。ここは視力が鈍っていたと言っておこう。

・なし モハメド・サラー (87分IN)

逆転された直後投入されるが見せ場を作る時間はなし。シュートを放つ間もなくプスカシュ賞受賞者はタイムアップの笛を聞いた。

 

チェルシー

GK

・6.5 ウィリー・カバジェロ

前半からケイタ、マネのシュートに好反応。後半は立ち上がりに味方の危険なミスの尻拭いをさせられるが、立て続けの大ピンチを1点でしのいだのが結果的に逆転勝ちへとつながった。失点シーンはやや不用意な方向に弾いたが、スタリッジのシュートをほめるべきか。今日はDFに喝を入れるべき。

 

DF

・4.5 セサル・アスピリクエタ

さしもの鉄人もここ数日の連戦で疲れがたまっていたのか、イージーなミスを連発。対面のマネにも苦戦し、ミスから失点にも絡んでしまう。攻撃面でも得意のクロスは放てず、スタメンが予想される次節に不安を残す内容となった。ELから出ずっぱりなのでとりあえず休もうか。

・6.0 ギャリー・ケイヒル

今季初スタメンを飾ったキャプテン。ビルドアップでの貢献やスピードスターへの対応はやはり物足りないが、肝心な時のシュートブロックは頼もしさを感じる。クリアの方向には改善が残るとはいえ、空中戦でも存在感を見せた。移籍の噂がかなり現実味を帯びているが・・・。

・4.5 アンドレアス・クリステンセン (73分OUT)

1試合1度のやらかし癖がついてから久しいが今日もそれを発揮してしまう。今回は前後半に1度ずつと、大戦犯になっていてもおかしくはなかった。攻撃の組み立てもまだルイスに劣る。能力は高いので、今日の教訓を胸に適切な判断力を身に付けたいところ。負傷交代らしく、チームは1試合1人失うサイクルから抜け出せない苦しい状況。

・7.0 エメルソン・パルミエリ

相対したシャキリにはやや後手を踏んだが、それでもなんとか決定的な仕事まではさせなかった。スピード溢れるドリブルに加え、何よりもチームに勢いをもたらした同点弾を高く評価。チェルシーの伝統であるDFWとして奪った貴重な同点弾は移籍後初ゴール。今季初スタメンで大きな仕事を果たした。なぜか侵入者と馴れ馴れしくハグ。

・6.0 ダビド・ルイス(73分IN)

おそらく負傷交代のクリステンセンに代わって途中出場。気迫あふれるプレーや身振り手振りで周りに指示を出し、崩れかかっていたディフェンスラインを補正。粘り強く食いとめた。クリステンセンやケーヒルにはないドリブルでの運びも有効だった。

 

MF

・6.5 セスク・ファブレガス

ジョルジーニョの代役として十分以上の出来。リバプールがあまりプレスにも来なかったため比較的容易にパス回しに参加。前半モラタの好機へと繋がった絶妙の浮き球をはじめ、的確かつ急所を突いたパスを披露。懸念の守備もハンド疑惑含めやや怪しいシーンはあったが、そこまで穴にはならなかった。さすがはMagic。色んな意味で。

・6.0 ロス・バークリー

前半は果敢にミドルシュートを放つなど攻守に存在感を見せていたが後半に入るといきなりトーンダウン。あわや失点のパスミスに加え判断ミスが何度も見られた。全体的に見れば決して良い出来ではなかったが、長身を生かしたヘディングで同点弾につなげた点を評価して及第点。そう、ヘディングは前に飛ばそう。

・6.5 マテオ・コバチッチ(64分OUT)

卓越したボールコントロールリバプールの中盤を手玉に取る。プレッシャーも何のそので前進。キープ、ドリブル、パスとすべてが一級品で今日縦関係になったウィリアンとのコンビも良好。守備にも奮闘し今や欠かせない存在に。次節もスタメンと思われ、後半15分過ぎに交代。よろしくお願いいたします。

・6.0 エンゴロ・カンテ (64分IN)

定位置となった右IHに入り好調のケイタと激突。ミスはあったもののしっかりと中盤を締め、見事なボール奪取を見せるシーンも。前半攻撃は良くとも、守備がバタついたのはカンテ不在の影響は否定できない。「PK蹴りたくないから点決めて」とアザールを発奮させる影のアシストも見事。

 

FW

・6.0 ウィリアン(56分OUT)

この試合は左WGに入り好調ぶりをアピール。守備意識も今日は高く、自陣まで戻って守備をする献身性も感じられた。ただ何度かのセットプレーのチャンスはせめて枠に飛ばしておきたかったところ。後半早々の交代で、次節もスタメンが濃厚。

・6.5 ビクター・モーゼス

モレノを何度も翻弄し右サイドを完全に制圧する。今季は激戦の右ウイング争いで3番手と苦しい立ち位置だが、積極的なプレーでアピールに成功した。ただ最後の選択には改善が必要。自陣での守備もこなしながら後半まで勢いが落ちず、同点弾につながるFKも獲得した。WGらしからぬ自陣エリア内での安定した守備はコンテのおかげだ。

・7.5 エデン・アザール (56分IN)

文句なしのMOM。投入直後は存在感が薄かったが、79分に精度の高いキックでエメルソンの得点に繋げる。圧巻は85分。中央で巧みなキープからボールを受けなおすとケイタ、モレノを全く寄せ付けず強烈な一撃。プスカシュ賞受賞者の目前で優るとも劣らない一撃を叩き込む。途中出場ながら2点に絡むのはさすがの一言。

・6.0 アルバロ・モラタ

幾度か絶妙な裏への抜け出しから決定的なシーンを迎えるも、呪われているのかなぜか得点できない。相変わらずシュートまでは上手いのだが・・・。何度か判断ミスからロストする場面もあったが、巧みなボールキープを見せる場面も。頑張っているので後は得点だけ。と言い続けて何試合目か。本当に後は得点だけなんだよなあ。

 

 

 

 

終わりに

やっと終わった・・・。意外と長かったです。ほんとは次節のプレミアリーグでの再戦プレビューもやりたかったのですがあまりにも長くなりそうなんでやめときます。

え?めんどくさがってなんてないですよ。まさかまさかアリサバラガ。

 

今回はチェルシーの逆転勝ちでしたが次はそううまくはいかないでしょう。サラー、フィルミーノ、ファンダイクはスタートからだろうし、モレノも出ないでしょう。

 

過密日程ですがまたいい試合を期待したいですね。チェルサポとしてはまた明らかにまだ味方なスタリッジが出てくれていいんですが。あ、あとモレノもね!!

 

次節はなるかわかりません。勝ったらやりたいなあ🙄

 

それではまた。

~おしまい~